コスモ住宅代表。都電荒川線の「ジョイフル三の輪」の理事長として、長く商店街を支えています。
若者・よそ者・バカ者を積極的に受け入れ、柔軟な発想で、新しいことにどんどん挑戦していくような商店街運営に取り組んでいます。

Name | 高木 義隆 |
Job | 宅建業35年、ジョイフル三の輪 理事長 |
Web | コスモ住宅 http://www1.tcn-catv.ne.jp/csm/ ジョイフル三の輪 http://www.joyfulminowa.com/ |
出演会
ジョイフル三の輪とは?

ジョイフル三の輪とは、都電荒川線の終点三ノ輪橋停留場付近から都電の線路の北側を線路と並行して伸びている三の輪銀座商店街を指します。
映画「万引き家族」TVドラマ「三匹のおっさん」のロケ地としても使われていて、昭和レトロな商店街です。
高木さんは、そのジョイフル三の輪の会長を務め、活性化に向けた取り組みを行っています。
若者・よそ者・バカ者を受け入れる運営体制
ジョイフル三の輪の活性化に向けて、「若者・よそ者・バカ者」を積極的に受け入れるようにしています。
これは、都電荒川線の終点三ノ輪橋停留場を新設する際に、前理事長が掲げたスローガンでもあります。
つまり、凝り固まった考えでなく、柔軟な発想で、新しいことにどんどん挑戦していくような姿勢を商店街運営に取り組んでいます。
ジョイフル三の輪の歴史
昭和53年11月にアーケードが完成したときに公募して「ジョイフル三の輪」に名前が決まりました。
江戸時代、伊勢亀山藩の下屋敷だったところが発祥の地となっており、明治から大正にかけて開発した地が現在のジョイフル三の輪に繋がっています。
ジョイフル三の輪電停の建設には、当時18,525名の署名と、607万円の寄付といった、近隣の方々のご協力もありました。
そういった活動や近隣の方のご協力のかいもあって、都電荒川線の駅名も「荒川一中前(ジョイフル三ノ輪前)」とジョイフル三の輪をつけていただく、大変嬉しいこととなりました。
ジョイフル三の輪の現在の取り組み
ジョイフル三の輪のプロモーション活動を積極的に行っています。
多くのドラマ・映画・情報番組などのテレビ番組、ミュージックビデオ(MV)の撮影で使われています。
近々では、商店街の方々にご協力いただき、FUNKY MONKEY BΛBY’S『エール』のMVでロケ地にお使いいただきました。
ジョイフル三の輪のレトロ感が、曲のイメージにピッタリあっていて、とても素敵なMVになっています。
曲の内容もジョイフル三の輪にリンクする部分が多かったこともあり、FUNKY MONKEY BΛBY’Sさんとタイアップしたジョイフル三の輪のポスターも制作させていただきました。
ポスターは、元「みのわまちづくり工房」の共同オーナー馬場さんと八木橋さんにご協力いただき作成しています。
今後のジョイフル三の輪の取り組み
現在もテレビ朝日「じゅん散歩」、NHK「新日本風土記」、NHK「街角ピアノ」などで取り上げて頂いております。今後もメディアを通じてジョイフル三の輪の魅力を発信できればと思っています。
また、現在はジョイフル三の輪のアーケードの上を歩くツアーを副理事を中心に計画中です。
アーケードの上から下町を見下ろすというのは、世界的にみてもあまりない取り組みだと思いますので、課題はあるものの実現したいと思っています。
全盛期には165店の店舗があった商店街を、若者・よそ者・バカ者の力を合わせて、路地裏をあわせて300店舗まで店舗を拡大することを目標に頑張っていきたいです。